こんにちは、模型の深淵(アビス)の探索者、らばです。
今回は、私にとって未知の領域である「ガレージキット(レジンキット)」の制作に挑戦することになりました。制作するのは、CLUB Mさんの「メジロマックイーン(白)」です。
プラモデルとは勝手が異なる部分が多く、すべてが手探りのスタートとなります。新しい情報から伝統的な手法まで、自分なりに調べた中から「今の自分に合っていそう」と感じた方法を日記形式で記録していきます。
あくまで「私の一例」としての記録ですが、これからガレージキットに触れる方の参考や、ベテランの方の懐かしむ種になれば幸いです。また、キットレビューとしても、このキットの素晴らしさを少しでもお伝えできればと思います。

■ 1. 開封とパーツチェック
まずは基本のパーツチェックからスタートです。説明書と照らし合わせ、欠品や成形不良がないか一つずつ確認していきます。
● チェックのポイント
- パーツ総数のメモ: どの段階で紛失したかを追いやすくするため、総数を書き留めておきます。特に「パーツ洗浄」は紛失リスクが高いため、点呼を取るように確認するのがおすすめです。ちなみに今回のパーツ数は70個オーバーです。
- 形状の把握: どこにどのパーツが付くのか、全体の構造をイメージしておくことで、後の工程が非常にスムーズになります。

パーツの精密さや細かいディテールなど全てが驚きですがなんと言ってもこちら

瞳がプリントされている!しかも光沢仕上げなんです。そして選択式で自分でアイペイントもできる!もちろんパーツが分割されているのでマスキングの手間も省けます。これだけでも初心者の私でも出来るかも…と思わせてくれます。
■ 2. 洗浄の事前準備
洗浄に入る前に、不要なランナーや破損の恐れがあるゲートを整理します。

- ゲートカットの注意: 意図しない箇所でゲートが折れると、パーツに「エグレ」が生じて修復の手間が増えてしまいます。ここはプラモデル以上に慎重にカットを進めます。
- 微細パーツの保護: 洗いにくそうな細かいパーツは、強度が確保されていればあえてランナーに残したまま洗浄します。
- バリの取り扱い: 非常に繊細な箇所はあえてバリを残して補強しているように見受けられたため、これらは洗浄後に切り出す方針にしました。

■ 3. パーツ洗浄の工程
ガレージキット特有の工程が「離型剤(りけいざい)」の除去です。油分が残っていると塗料を弾くだけでなく、ヤスリ掛けの際に滑ってしまい作業効率が著しく低下します。
(今回のキットは想像していたようなギトギト感がなく、時代の進化と共に作りやすさも向上しているのだと感じました。)
今回は、数ある手法の中から以下の2つを組み合わせて採用しました。
- キッチンマジックリン(強アルカリ性洗剤)による漬け込み
- クレンザーによる表面の擦り落とし
(※塗装直前には、別途注文中の「レジンウォッシュ」も併用する予定です)
【Step:洗浄の実践】
- Step 1:キッチンマジックリンに漬け込む
ステンレス製のトレイにパーツを並べ、キッチンマジックリンをたっぷりとかけます。そのまま洗い流さず、一定時間置いて油分を浮かせます。注): キッチンマジックリンは非常に強力なので必ず手袋をしましょう。 - Step 2:クレンザーで磨く
研磨剤入りのクレンザーをつけた歯ブラシで、パーツを一点ずつ擦り洗いします。「ヤスリ掛け」と同じ感覚で、脱力しながら表面を薄く削り取るイメージで磨くのがコツです。ダボ穴や筋彫りなどの凹凸は、角度を変えながらブラシの先を使い、側面まで徹底的に磨き込みます。磨き終えたパーツは乾燥を防ぐため、水を張ったトレイに一時保管します。

- Step 3:流水で洗い流す
排水溝への流出を徹底して防ぐため、目の細かいザルを使用しながら、流水でしっかりと洗剤を落とします。 - Step 4:水分を拭き取り乾燥
キッチンペーパーで水分を吸い取り、じっくりと乾燥させます。この際、パーツに破損がないか最終チェックも兼ねて観察します。幸い、今回は一点の破損もなく無事に洗浄を終えることができました。

■ まとめと次回の予定
パーツの整形や表面処理の過程で、どうしても手の油分などが再度付着するはずです。そのため、塗装の直前にもう一度レジンウォッシュを使用して、完璧な下地を目指そうと思います。
ガイアノーツ T-03L レジンウォッシュ 大 1000ml
今回はここまで。
ガレージキット制作において「ここはこうした方がいい」「このやり方もおすすめ」といったアドバイスがあれば、ぜひコメントで教えていただけると助かります。
次回は、「仮組み」の工程に進む予定です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。皆さんの応援が制作の励みになります。
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次はどんな「深淵」が待っているのか。また次回の探索記録でお会いしましょう!


