【ARTPLA エヴァ13号機 】レビュー|組みやすさ・難易度・パーツ数・塗装適性を徹底解説【初心者OK?】

素材の解析 (キットレビュー)

「ARTPLAって組みにくい?」「塗装前提のキットって難易度高いのでは?」と気になっている方へ。

こんにちは、模型の深淵(アビス)の探索者、らばです。
この度、大変光栄なことに海洋堂様のモニターキャンペーンに当選いたしました!ずっと作りたいと願っていたキット、ARTPLA「エヴァンゲリオン第13号機 “最後の執行者”」を手に取ることができ、モデラーとしてこれ以上の喜びはありません。

今回はテストショットを使用し、実際に手を動かして見えてきた「精度」や「難易度」のリアル、そしてこのキットに込められた圧倒的な熱量を余すことなくお伝えします。


海洋堂 ARTPLA エヴァンゲリオン第13号機 “最後の執行者”

■ 結論:これは「ただのプロモ」ではなく「完成させる作品」

先に結論をお伝えすると、このキットは「圧倒的な造形を、驚くほど高精度なパーツで楽しめる究極の1体」です。流し込み接着剤は必須ですが、精度は「バチピタ」。気になる隙間もなくピッタリと収まるので、組み立て自体の難易度は決して高くありません。

背面装甲の隙間から覗く生物感。

● 他キットとの比較

  • 組みやすさ: HG > 本キット > RG
  • 精  度: RG ≒ 本キット > HG
  • 塗装前提度: 本キット > RG > HG
  • 完成時の満足度: 本キット > RG > HG

● ランナー構成とボリューム詳細

ランナー枚数は全9枚。テストショットを精査した結果、総パーツ数は189個でした。

  • 1A:11個(新2号機α)
  • 1B:18個(新2号機α)
  • 1C:29個(第13号機 頭部)
  • 1D:20個(胴体)
  • 1E:28個(胴体・左右足の一部)
  • 1F:25個(左右足)
  • 1G:23個(右腕)
  • 1H:23個(左腕)
  • 1I:12個(ロンギヌスの槍)
  • 合計:189パーツ

※ガンプラ参考数値:
EG(30〜70)、HG(100〜150)、RG(230〜280)、MG(300〜500以上)
パーツ分割は多いですが、ランナー配置が非常に親切なので、迷うことなくサクサク進みます。ゲートやパーティングラインが目立たない位置に配慮されており、後処理が劇的に楽なのも嬉しいポイントです。ちなみにロンギヌスの槍のみクリアパーツになっています。

■ キットの注意点

  1. 接着剤が必須:スナップフィットモデルではありません。
  2. ポーズ固定スタチュー:可動はありませんが、その分造形美に特化しています。
  3. 超繊細なパーツ:頭部のツノや目の下のラインなど、非常に細く折れやすいパーツがあります。紛失にも十分な注意が必要です。

また、塗装「後」の接着には多くのリスクが伴います。私自身、過去に何度も苦い経験をしてきました。

  • 塗装の汚損:接着剤がついた指でうっかり外装を触り、仕上がりを台無しにする。
  • 予期せぬ流れ出し:流し込み接着剤が思わぬところに流れ込み、塗装面を溶かす。
  • 強度の不足:塗膜の上に接着しても強度は出ず、ポロリと剥がれてしまう。

これらを防ぐために、私は塗り分け予定のパーツをABS棒で簡易スナップフィット化しながら進めました。工作を含めて全体を組むのに3日ほどかかりましたが、接着しながら組むだけなら1日で十分に形になるはずです。

【ARTPLA エヴァ13号機】後接着不要!スナップフィット化で「最後の執行者」を遊び尽くす!【海洋堂モニター】

■ 松村氏が提示する「エヴァとは何か」(説明書より一部抜粋)

原型師・松村しのぶ氏が「エヴァとは何か」という問いを立体で再構築した本キット。腹部の蛇腹構造や筋肉に沿った装甲など、生物的な解釈が随所に盛り込まれています。

特に四本腕については、「肩甲骨も4枚あるはずだ」など徹底した構造的裏付けが成されています。ポージングも『裏CODE999」を発動したエヴァンゲリオン新2号機aの攻撃を退け、エントリープラグを噛み砕く劇中の衝撃的なシーンを凝縮。オリジナルのポーズになっています。独自の解釈と量感を与えられたロンギヌスの槍と共に、組み立てるだけでその造形密度を存分に味わえる仕様となっています。

劇中とは違った解釈で造形された新2号機

● 「やってみろ」という執念

原型の熱量をそのまま金型に封じ込めたような情報量。個人的な妄想にすぎませんが「金型に落とし込めるならやってみろ」と言わんばかりの造形を、見事に製品化した開発チームの技術力には脱帽です。組み立てていく間、ずっと海洋堂のARTPLAの集大成と言えるキットに触れながら興奮していました。このキットをどのように塗ればその熱量に答えられるのか…作り手の個性が大きく出ると思います。

隙間から見える首筋がたまりません。

■ まとめ:組み立てのヒント

組み立てが難しいかと問われれば、全くそうではありません。バチピタの精度なので、接着しながら組み立てれば間違いなく最高の立体物として完成します。

エアブラシで大まかに色を乗せて細かいところは筆塗りで精密に仕上げるのがおすすめです。ほとんど色ごとにパーツが分かれていますので、先に塗ってから組み上げるのも良いでしょう。いずれにせよ、海洋堂のARTPLAの真髄に触れる素晴らしい体験になるはずです。

▼ ご予約・詳細はこちら(メーカー公式) ▼

現在、海洋堂公式ストアにて予約受付中です。初回生産は数が限られることが多いので、気になる方は早めのチェックをおすすめします。👉 ARTPLA エヴァ13号機 商品ページ

● 結び

現在は塗装を楽しむために、後からバラせるよう軸打ち加工を完了した段階です。塗装を施すことで質感や陰影がより豊かに立ち上がり、究極の立像を目指していきます。完成を楽しみにお待ちください!


最新の作例や、日々の試行錯誤を記したSNS、これまでの活動実績はこちらに集約しています。覗いていただけると嬉しいです。

公式活動拠点|lit.link はこちら

最後まで読んでいただきありがとうございます。制作の励みになります。下の『ガンプラ』や『模型』のバナーを押して応援をお願いします。

次はどんな「深淵」が待っているのか。また次回の探索記録でお会いしましょう!

コメント