海洋堂モニターキャンペーン:ARTPLA エヴァンゲリオン第13号機 “最後の執行者”
こんにちは、模型の深淵(アビス)の探索者、らばです。
この度、大変光栄なことに海洋堂様のモニターキャンペーンに当選いたしました!ずっと作りたいと願っていたキット、ARTPLA「エヴァンゲリオン第13号機 “最後の執行者”」を手に取ることができ、モデラーとしてこれ以上の喜びはありません。松村しのぶ氏による圧倒的な造形美を、自分なりの「塗装」でどう引き出すか、毎日ワクワクしながら向き合っています。
ARTPLAシリーズは本来「接着固定」を前提とした、造形を最優先したキットです。しかし私は、「塗り分けが必要な部位」を中心に、あえてスナップフィット(パチ組み)仕様へと改造する工程を挟んでいます。
全てのパーツを加工するわけではありません。外装と内部フレーム、あるいは複雑に色が重なる部分を一度自由に脱着できるようにすることで、「究極の塗装」を楽に、確実に仕上げることが可能になります。
■ なぜ塗装前にスナップフィット化するのか?
- 全体の一体感: 取り付けた状態で塗装することで、パーツを跨いだシャドウやハイライトの繋がりを正確にコントロールできる。
- 色差の解消: パーツをバラバラに塗るのではなく、一度組んだ状態で一気に吹き付けることで、外装の色ムラを物理的にゼロにする。
- 工程の最適化: 外装塗装後に一度取り外し、内部の生々しい部分を別で塗る。これにより、面倒なマスキングを最小限に抑えつつ、清潔感のある仕上がりを目指せる。
さらに、塗装「後」の接着には多くのリスクが伴います。私自身、過去に以下のような苦い経験を何度もしてきました。
- 塗装の汚損: 接着剤がついた指でうっかり外装を触ってしまい、仕上がりを台無しにする。
- 予期せぬ流出: 流し込み接着剤が毛細管現象で思わぬところに流れ込み、塗装面を溶かしてしまう。
- 強度の不足: 塗膜の上から瞬間接着剤などで接着しても十分な強度は出ず、塗装面がポロリと剥がれてしまう。溶着であっても塗膜が溶けるだけなので強度は出ません。
これらの失敗を未然に防ぎ、ストレスなく最高のクオリティを目指すための「スナップフィット化」なのです。
工作手順:確実な軸打ちプロセス
1. 取り付け位置と形状の確認
パーツ同士を仮合わせし、どこに軸を設ければ効果的に固定できるかを見極めます。塗り分けのラインを意識してポイントを選びます。

2. ガイド穴の貫通と固定
表側からドリルで小さな穴を開け、それをガイドにします。

3. 裏側からの本穴開けと深さ調整
ガイド穴を頼りに、裏側から本番の穴を開けます。一度外して深さを確認し、ABS棒がピッタリ収まるよう調整します。


4. ABS棒の固定と仕上げ
穴にABS棒をさし、瞬間接着剤で内側から固定。余裕を持って切り離した後、差し込み加減を調整します。飛び出しが大きければ、切って丸く整えることでスムーズに脱着できるようになります。

▼ 動画で詳しく解説しています ▼
力加減や抑え方など動画ならではの情報もまとめています。ぜひチェックしてみてください!
【YouTube】エヴァ13号機 スナップフィット化解説動画
一見遠回りに見えますが、このひと手間が「後工程が楽になる仕上がり」への近道です。塗装工程で悩んでいる方の参考になれば幸いです!
今回の技法を注ぎ込んだ最新の作例や、日々の試行錯誤を記したSNS、これまでの活動実績はこちらに集約しています。覗いていただけると嬉しいです。
公式活動拠点|lit.link はこちら
最後まで読んでいただきありがとうございます。制作の励みになります。下の『ガンプラ』や『模型』のバナーを押して応援をお願いします。
次はどんな「深淵」が待っているのか。また次回の探索記録でお会いしましょう!



コメント