【ガンプラ塗装】理想の「金色」を作る。顔料にこだわり究極のゴールド表現に挑戦

完成への軌跡 (制作記録)

【導入】
こんにちは、模型の深淵(アビス)の探索者、らばです!

📢 【NEWS】Yahoo!ニュースに掲載されました!

先日、本記事でご紹介する「金色のサザビー」がマグミクス様の取材によりYahoo!ニュースに取り上げられました!多くの方にこの輝きとこだわりの調合に注目いただけたこと、心より感謝いたします。

記事はこちら(yahooニュースの記事は現在見れない為dmenuへ)

皆さんは、ガンプラの「金色」に納得していますか?
成形色はもちろん、市販のゴールド塗料でも「あと一歩、何かが足りない……」と感じることはありませんか。

今回は、私がアンバサダーを務める「ピカエース」の顔料を使い、理想のゴールドを作る工程を深掘りします。
ただ塗るだけではない、素材の力を引き出す「調合の深淵」へご案内します。

▼今回の製作動画はこちら
https://youtu.be/eUrstztyfT4


■【なぜ「ピカエース」なのか。素材が持つ圧倒的な輝き】

市販の塗料は非常に便利です。
しかし、独自の輝きや「重み」を求めるなら、やはり高品質な顔料に行き着きます。

私が愛用しているのは、ピカエースの「メタルパウダー」シリーズ。
以前製作したシナンジュのように、クリアカラーや他の顔料と組み合わせることで、表現の幅は無限に広がります。

作り方はこちら

  • 反射の質を変える「旨味成分」
    今回は、メインのメタルパウダーに加え、さらなる隠し味として「クリスタルパール 3S ホワイト」(極小サイズ)をもう一層加えています。この組み合わせが、単一の塗料では出せない美しい輝きを生みます。
  • 「選ぶ」「混ぜる」「重ねる」楽しさと自由度
    メタルパウダーは種類が豊富にラインナップされているため、赤みの強いカッパー寄りから、青みがかったブルーゴールドまで自由自在。素材そのものをコントロールできるのが、顔料塗装の醍醐味です。また虎徹印の顔料には粒子のサイズが違うゴールド(細目、粗目)があります。豊富な選択肢の中から選び、混ぜたり重ねたりする事で異なった表現もできます。

■【究極のゴールドを作る。今回のレシピとプロセス】

理想の金色への道は、緻密な計算と実験の繰り返しです。

●今回の塗装レイヤーと「色の設計」

  1. 【下地】ライトグレーを均一に塗装。
  2. 【メイン】ピカエース「メタルパウダー洋金粉黄口」を藤倉応用化工(FOK)のクリアに溶いて塗装。
  3. 【加飾】「クリスタルパール 3S ホワイト」を重ねて、光の反射に複雑な表情を加えます。

●「ライトグレー」下地の狙い

メタリック塗装といえば「黒下地」が定番といわれがちですが、今回はあえてライトグレーを選択しました。
理由は、ブラック下地では「重みが出すぎてしまう」ため。また、ピカエースのパウダーは隠ぺい力が非常に高く、下地が透けないほど色が乗るため、明るい下地から立ち上げることで、金属の質感を保ちつつも鮮やかな発色を実現しています。

●最新のクリア「クレオス GGXクリア」の活用

今回はトップコートにクレオス のGGXクリアを使用しました。Mr.カラーの基礎設計から見直した、次世代の溶剤系アクリル樹脂塗料です。表面の平滑さを出しやすいため、最上の光沢でメタリックやキャンディ塗装のポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

▼ 今回使用した「次世代の光沢」はこちら

従来のクリアよりも平滑性が高く、メタリックの輝きを一層引き立ててくれる名作です。ピカエースとの相性も抜群でした。

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■【仕上がりと、塗装のコツ】

  • 「足付け」塗装の重要性
    一度に厚塗りすると、せっかくの顔料が泳いでしまい、ムラになります。(通常の顔料より比重が重い事に注意が必要です。)まずはパラッと1層、顔料をパーツに定着させるイメージで。その上から塗り重ねることで、鏡面のような平滑な仕上がりになります。
  • トップコートの選択
    ゴールドの質感を活かすため、今回は光沢クリアで仕上げています。あえてクリアーイエローなどでコートせず、顔料自体の色味をダイレクトに見せることで、吸い込まれるような奥行きが出ました。

■【まとめ:あなたの「理想」を形にしよう】

ゴールドに正解はありません。だからこそ、自分で調合し、自分だけの「究極」を見つけるのが模型の醍醐味です。

ピカエースの顔料は、その探求に応えてくれる最高の相棒です。「塗料」を塗るのではなく、「素材」を扱う感覚。ぜひ皆さんも、この「深淵」に足を踏み入れてみてください。
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【次なる深淵へ】生物的な独自技法の探求

金属の輝きを極めた次は、「生命の質感」を追求した表現に触れてみませんか?

私の核となる三技法を駆使し、オーラバトラー「ヴェルビン」を題材に、無機質なメカニズムとは異なる生物的アプローチを詳しく解説しています。重厚な金属感とは対極にある、もう一つの表現の深淵をぜひご覧ください。

独自技法で描く「ヴェルビン」製作記を読む

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次はどんな「深淵」が待っているのか。また次回の探索記録でお会いしましょう!