こんにちは、模型の深淵(アビス)の探索者、らばです。
前回の「道具選定編」に続き、今回は模型製作の快適さを支えてくれる「収納」にスポットを当ててみようと思います。
ガンプラの収納、皆さんはどうされていますか?「作業机がなかなか片付かない」「パーツをどこに置いたか忘れてしまう」といった悩みは、模型を楽しむ誰しもが一度は通る道かもしれません。
模型部屋が散らかる一因は、道具に「定位置」がないことにあります。机の上が整理されると、集中力が維持しやすくなるだけでなく、パーツの紛失や破損といった予期せぬトラブルも未然に防ぎやすくなります。
今回は、私が試行錯誤の中で見つけた、100均(ダイソー・セリア・キャンドゥ等)のアイテムを活用した「自分だけのコックピット」を構築するためのアイデアをご紹介します。
■ 1. 引き出し式ケース(塗料瓶の保管)
模型店で見かけるような整然とした塗料棚。あのような環境をデスク上に再現したいとき、100均の引き出しケースがひとつの解決策になります。
特にクレオス通常瓶/GXシリーズ、タミヤ角瓶などは、驚くほど「シンデレラフィット」してくれることがあります。

100均の引き出しケースに収納したガンプラ塗料
● 活用の一工夫
透明タイプを選ぶことで、メタリックやクリアカラーなど、種類ごとに分類した中身を引き出す前に確認できます。また、立てて収納することは、蓋の固着を抑えたり、万が一の液漏れ時の掃除を楽にしたりといったメリットも。
※塗料は直射日光や照明による劣化も懸念されるため、こうした引き出しに収めておくことは、大切な塗料を守ることにも繋がりますね。
■ 2. セパレートパーツケース(10分割独立蓋タイプ)
メタルパーツや3Dプリンター出力品など、紛失しやすい極小パーツの管理には、セリア等で見かける「10箇所が独立して開閉するケース」が重宝します。

セリアの10分割パーツケースで小物を整理
● 活用の一工夫
最大の魅力は、「蓋が1箇所ずつ独立して開く」という点です。作業中に万が一ケースを落としてしまっても、蓋が閉まっている場所のパーツは守られるため、被害を最小限に抑えられます。
また、小さな「プラ板のジャンク」も、ここに厚み別にストックしておけば、ディテールアップの際の心強い味方になってくれるはずです。
■ 3. ワンプッシュ綿棒ケース
スミ入れやデカール貼りに欠かせない綿棒。SNS等でも注目されたこのアイテムは、模型用綿棒の収納におけるひとつの正解かもしれません。有益な情報を共有してくださる先人の方々には、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。

ワンプッシュ綿棒ケースで模型用綿棒を収納
● 活用の一工夫
パーツを保持したまま、指一本でポンと蓋を開けられる操作性は、長時間の作業において確かな恩恵を感じさせてくれます。
内部が分割されているタイプなら、形状の違う綿棒を混ざらずに管理できるため、埃(ほこり)を避けつつ、常に清潔な状態で作業に臨めます。
■ 4. 斜めペンホルダー
ペン、カッターナイフ、歯ブラシ、金属ヤスリなど、頻繁に使用する「一軍工具」の居場所として、斜めのペンホルダーは非常に優秀です。

斜めペンホルダーに工具を収納した作業机
● 活用の一工夫
ホルダー自体が傾斜していることで、座った姿勢のまま中身を俯瞰でき、迷わず手に取れるのが利点です。
垂直に立てるよりも工具同士の接触が少なく、サッと取り出せるので安心感があります。作業スペースに限りがある場合でも、この視認性の良さは大きな助けになるでしょう。
■ 5. ピンセット立て(ネイル用スタンド流用)
模型製作において、文字通り「指」の延長となるピンセット。実はネイル用の筆スタンドなどが、その繊細な先端を保護する収納として適しています。

ネイル用スタンドでピンセットを立てて収納
● 活用の一工夫
閉じた状態で垂直に差し込めるため、先端の曲がりを防ぎつつ、デスク上のスペースを有効に活用できます。
鶴首やストレートなど、形状の異なるピンセットを並べて立てておけば、必要な場面で瞬時に使い分けることができ、精密作業のリズムを整えてくれます。
● 【警告】失敗から学んだ「選び方の注意点」
■ 薄手のプラスチック容器(耐溶剤性について)
以前、「余った塗料を少しだけ取っておこう」と安価な薄い食品用パックを流用したことがあったのですが、一晩置いておいたところ、溶剤によって容器が溶け、机の上が塗料まみれになってしまうという苦い経験をしました。
● 私なりの選び方のコツ
パッケージの説明を確認し、「PE(ポリエチレン)」や「PP(ポリプロピレン)」の表記があるものを選ぶようにしています。これらは模型用溶剤に対して比較的強い耐性を持っていることが多いです。大切なデスクを守るためにも、素材の確認はおすすめしたいポイントです。
● 本格的な環境を目指す方へ
100均の収納アイテムは、その手軽さと機能性のバランスが非常に優れています。
一方で、塗料の数がさらに増えたり、より専門的な機能を求めたりする場合には、専用の木製ラックや作業台(ワークステーション)などを検討してみるのも、ひとつの楽しみかもしれません。100均アイテムとそれらを組み合わせることで、自分だけの「究極の作業環境」をじっくり育てていくのも、模型ライフの醍醐味ではないでしょうか。
プラモデル 統合型統合型モデルツール収納ラック GK Plus
● おわりに
「どこに何があるか」が明確なデスクは、それだけで次の製作への意欲をそっと後押ししてくれる気がします。道具を探す時間を少しでも減らして、純粋に「作る楽しさ」に没頭できる時間が増えることを願っています。
今回ご紹介したアイテムは、ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100円ショップで見つけることができます。もし気になったものがあれば、皆さんの環境に合わせて試してみてくださいね。
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次はどんな「深淵」が待っているのか。また次回の探索記録でお会いしましょう。


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